【2019年最新版】野沢トレイルフェス 徹底レビュー12のポイント 宿泊、交通、結果、持ち物など
大自然の中を悠々と
ときに、断崖絶壁をロープでのぼり
ときに、延々と続く険しい山道を進み
ときに、青空と芝生の緑が綺麗なゲレンデを駆け下りる
そしてゴールの後には、かけ流しの天然温泉でマラソンの疲れを癒す。
そんな大自然を感じながら走れるマラソン大会が
「野沢トレイルフェス」
です。
ということで今回は、そんな「野沢トレイルフェス」についての情報を、実際に大会を経験した僕が、どこよりも詳しく余すことなく書いていこうと思います!
『野沢トレイルフェス』の概要
「野沢トレイルフェス」は長野県野沢温泉村と飯山市で行われているマラソン大会で、2019年は8月3日(土)に行われる予定です。
種目は
- ロング:27km
- ダウンヒル:12km
- キッズ:1〜3km
の3つに分かれていて
定員はそれぞれ、600名、300名、200名、
参加資格は、ロングが高校生以上、ダウンヒルが中学生以上、キッズが小学生のみとなっています。
そして、この大会に参加するには
「2019年3月10日(日)〜7月1日(月)」
の間に応募が必要です。
1.『野沢トレイルフェス』の特徴
「野沢トレイルフェス」の特徴といえばなんといっても、その大自然です。
信越五岳が一望できる標高1400mの地点からレースが始まります。
信州三大修験道を走る27kmのロングレースでは本格的なトレイルランニングを楽しめて、12kmを一気に下る12kmのダウンヒルレースは国内初の催しとなっています。
そして、場所はなんといっても野沢。
トレランで汗を思い切りかいたあとは、近くにある13の温泉で体を癒せます。
レースで溜まった疲れが一気に吹っ飛ぶこと間違いなし!
2.コース地図 高低差
「野沢トレイルフェス」公式サイトより引用
「野沢トレイルフェス」がスタートするのは標高1400mの地点。
ダウンヒル12kmは上ノ平から一気に山を駆け下り、ゴールの日影ゲレンデまで。
ロングはそこから北竜湖を通り、小菅神社まで登ります。
そして、いくつかのアップダウンを繰り返し、27kmを目指します。
3.『野沢トレイルフェス』へのエントリー方法
「野沢トレイルフェス」へのエントリー方法は一つ。
「RUNNET」によるオンライン受付のみとなっています。
エントリー期間は先ほども書いた通り
「2019年3月10日(日)から7月1日(月)」
までです。
エントリーが完了したら、参加通知書が開催の1週間前までに、郵送で送られてきます。
4.『野沢トレイルフェス』の交通手段と宿泊情報
<アクセス>
現地への行き方は
大会直行バスが運行していないので、新幹線か車で向かいましょう。
新幹線での東京からのアクセスは
北陸新幹線で東京駅から飯山駅まで行き、その後野沢温泉までは野沢温泉ライナーで行くのがおすすめです。「野沢温泉」駅に着いたら、会場までは歩いて10分くらいで到着します。
車では、上信越自動車道「豊田飯山IC」より25分の場所にあります。
宿泊について
<宿泊情報>
宿泊については、野沢のおいしい料理と飲み物が楽しめる、アフタパーティー付きの宿泊プランを申し込むのがおすすめ。
宿のタイプは「旅館」と「民宿」が選べて、いずれにも朝食とワンドリンク付きのパーティ参加権利が付いてきます。
【Aタイプ(旅館)】
大人(中学生以上)13,300円/大人シングル利用 15,300円
子供(小学生)8,150円
【Bタイプ(民宿)】
大人(中学生以上)9,800円/大人シングル利用 10,800円
子供(小学生)5,650円
「野沢トレイルフェス」の公式ホームページから申し込めます。
http://www.nature-scene.net/nozawa/run/entry.php
5.応援の方向けの情報
特に車での応援はNGなどはありません。
ただ標高差のあるトレイルランニングなので、色んな場所に足を運ぶのは結構しんどいかもしれません。
なので、スタートでの見送り、ゴールで出迎えるみたいな感じがいいと思います!
スタート地点への行き方は、ゴンドラで行きましょう。
所要時間は20分くらいです。
前泊の場合は、ランニング以外にも温泉を楽しみに野沢を訪れる人も多くいるので、早めの予約をおすすめします。
6.『野沢トレイルフェス』のトレーニング方法
「野沢トレイルフェス」はただのハーフマラソンやフルマラソンと違って、高低差があったり、走るところも整備されていない道も数多くあったりします。
なので、普通のマラソンよりはしっかりとした準備が必要になってきます。
数ヶ月前
まず数ヶ月前は完走できる距離分を走れるようになりましょう。
- ロングなら27km
- ダウンヒルなら12km
を確実に走れるように。
山道ではなく、オンロードでアップダウンのある道で走るのがいいと思います。
ただ、一気にその距離を走るのも身体に負荷がかかってきますので、最初は短めの距離を走り、ある程度慣れてきたら徐々に距離を伸ばしていきましょう。
月間で100㎞くらい走れれば、この時期では十分です。
1~2ヶ月前
大会1〜2ヶ月前になったら、なだらかな平面のコースだけでなく、標高差を意識して、坂が多くある土地を走ったり、安定していない道になれるように整備されていない道や、山道などのデコボコした道を走ったりということを取り入れていきましょう。
1ヶ月を切ってきたら、ダメージコントロールや身体を休めることも大事になってきますので、無理しすぎない範囲で自分をコントロールしながら、当日に向けて身体を整えていきましょう。
『野沢トレイルフェス』の事前準備
続いて、「野沢トレイルフェス」当日を迎えるに当たっての事前準備について書いていきます。
準備をしている・していないで当日の余裕が変わってくるので、ある程度シミュレーションをしておきましょう。
またロングの場合は、水分1.0リットル以上の持参が必須なので、補給食と合わせて事前に準備もしておくといいと思います。
ペース配分を考えておく
まずは1km何分で走るか、何km?何分おきでペースを上げるか下げるかなど自分の中で大まかなペースを決めておきましょう。
途中の関門ごとに制限時間も設けられているので、それも考慮した上でペース配分を決めるのもいいと思います。
大会中にペース配分をチェックする方法
基本的にはランニング用の時計(ランニングウォッチ)を身につけておくのがいいと思います。
スマホでも悪くはないのですが、いちいち取り出さないと行けなかったり、画面をつけなかったりしないといけないので、あまりおすすめはできません。
なので、ランニングウォッチを身につけて、先ほど自分で決めたペース配分通りに足を進められているか見ながら走るのがいいと思います。
7.前日の過ごし方
当日のロングのスタートは11時。
ダウンヒルのスタートは13時です。
そこまで早くないので、前日は夜更かしをしない程度に早めに寝ましょう。
前日の食事
朝がそこまで早くないからといっても、油っこい食事や、お酒は避けるようにしましょう。
前日の食事が次の日コンディションに響くこともあるので、ヘルシーで体に優しい野菜や果物を中心とした食事をこころがけましょう。
8.『野沢トレイルフェス』の服装ついて
基本的に日中にやる大会なので、走るときは半袖短パンでOK。
軽くて走りやすいものとか、基本的には自分が好きなもので大丈夫です。
休憩中やスタート前用に体温調整ができるようウィンドブレーカーなどを用意しておけば問題ないと思います。
シューズは、山道で天候も変わりがちなので、防水性とグリップの性能が高いもの。
そして、きつくて負担にならないように一回り大きめの靴を選ぶといいです。
おすすめは、トレイルランと言えばこれ!というくらい有名なモントレイルのものを選ぶといい思います。
あとは念の為、雨が降ったときのためにカッパを用意しておきましょう。
あとは自分の身体と相談して、日焼け止めや帽子・サングラスなども用意しておくといいと思います。
9.大会中に持って走ったほうがいいもの
「野沢トレイルフェス」はトレイルランニングで、特にロングレースの方は長い距離を走ることになるので、水分は必須です。
途中でエイドステーションで果物や飲み物をもらえたりもしますが、うまく受け取れなかったりすることもあるので、準備だけはしておきましょう。
オススメは水分が補強できるホースなどが付いているバッグを背負いながら走るのがいいと思います。
10.『野沢トレイルフェス』大会結果
2014年から5年分の大会結果が公式ページに載っているので、自分の目標と照らし合わせながら、参考にしてみてください。
http://www.nature-scene.net/nozawa/result/
11.『野沢トレイルフェス』の参加賞
参加賞はオリジナルTシャツで
感想をすると完走証がもらえます。
また以下の順位に入ると表彰されます。
◆ロング
男女総合1位〜6位、男女年代別1位〜3位(29歳以下、30代、40代、50代、60歳以上)
◆ダウンヒル
男女総合1位〜6位
◆キッズ
男女1位〜6位(1・2年生の部、3・4年生の部、5・6年生の部)
僕が走ったときはゴールでレッドブルをもらえました。
12.『野沢トレイルフェス』の質問コーナー
・完走率はどのくらい?
→ロングランは80〜90%以上、ダウンヒルは100%近くの人が完走をしています。
まとめ
僕自身この野沢トレイルフェスがトレイルランニング初挑戦だったのですが、景色もすごく良く、特にスタートから下りの爽快感が半端なくよかったのが印象です。
あとは、練習も特にしないで本番を迎えると次の日が筋肉痛で死ぬので、ある程度は走って準備してから行くのをお勧めします。
それ以外は大自然の中を、走れてすごく気持ちがいいし、完走後の温泉は最高です。
家族と一緒に行って野沢温泉を楽しみながら参加するといのもいいですね!
ということで、今回の記事が参考になれば嬉しいです。